▲パンダたちは繁殖を繰り返し、合体して地球を回していく。
大熊猫回転絵本的電脳遊戯!
「パンダがまわれば地球がまわる」は、
絵本風の演出と毒気がたまらない
ネタゲーアクション。
ある日、
地球の自転が止まった。
避けられぬ
終末の予感の中、パンダ達は、
地球を救うために回り始めた。
抜群のビジュアルセンス。これぞ「世界観」だ
▲「かぞくけいかく」って。動物だったらエロはありなのか。
アナログテレビ風に歪曲した画面、
モノクロの世界は昭和っぽいノスタルジー。まるで初期の
円谷作品のようだ。
そして、
世界の崩壊をとめるべく、合体を繰り返す
「塊魂」のようなビジュアル。控えめに言って
異端である。これぞ
想像力。
クリアまで3分!圧倒的スピード感
▲ぶっちゃけ、操作も連打あるのみ!攻略のコツとか書けるのか俺。
操作は画面を
高橋名人のごとく連打するだけ。そして、
クリアまで3分という低ボリューム。だが、本作の魅力は何も損なわれない。
絵本風のグラフィック、
「パンダ」という、国民的に愛される動物を使いながら、
インディーゲームならではの毒気のあるストーリーがたまらん。こういうゲームがどんどん減ってきている。俺は
愛してやまない。
「パンダがまわれば地球がまわる」の魅力は「ゆるふわ」な「終末感」
▲最終的にはパンダの速度は地球の自転速度をも超えていく。
本作がなんで、ただ
連打するだけのク…
ネタゲーでありながら、こうも心をキャッチして離さないのか考えていた。
回転するパンダが(それも繁殖しながら)、いつしか、
合体と拡大を繰り返し(繁殖?)、地球を回転させる側にスムーズに移行していく。その構図は一つの
芸術のようだ。
10分でクリアできるゲームに、ときめいてしまったぜ。
春だからか。
ネタゲーだけど。
世界の終わりを感じさせるストーリー
この終わり方。まるで「デビルマン」のような…。
世界を救うため、回転し、繁殖し、地球の自転を再開させようとするパンダ達。
だが、彼らを待ち受けるのは過酷なる運命だった。この地球は、そして人類は、
果たして守る価値があるのだろうか。漂うブラックな雰囲気がたまらない。
2周目にも期待してオッケー
▲一周目の終わり。N○K風。だがこれで終わりじゃなかった。
このゲーム、一周クリアするだけで終わりではない。そこの演出が非常に秀逸。
これほど美しく、ウザくない広告の出し方は今までみたことがない。
欲を言えばもう少しゲーム性、ボリューム、やりこみ度がほしかったが、それは些末なこと。まずは
2周目をクリアしてほしい。
これからが本当の地獄だ。
ゲームの流れ

予想外に絶望的なストーリー。
全然子ども向けじゃない。だが、そこがよい。

操作方法。連打するとパンダが回る。たくさんタップするとうまれてくるパンダが増え、画面にパンダがたくさん発生する。
エロやんけ。まあ動物ならいいのか?

走れ、走れ、パンダたち。流れる汗もそのままに。
今はたとえ小さく、弱いパンダだとしても。時速は加速度的にあがっていく。

合体を繰り返し、回転していくパンダ。
その姿は、もう動物園で人間に愛玩される姿とは違う、異端なものになっていた…。

パンダたちのスピードが、地球の自転速度を超えた時、プレイヤーは物語を終え、エンディングを迎えることもできる。
あ、一応走り続けることもできる。けど、別に何かいいことはなさそう。多分。
「パンダがまわれば地球がまわる」序盤攻略のコツ
▲課金、即ちラブ。
攻略のコツっていいますけど、これ、
クリアできない人なんかいますのん?
マリオの1-1よりも簡単でございます。操作方法としては
画面を連打しまくってパンダを高速回転させていく。
それしかございません。以上をもって攻略のコツとさせていただきます。
課金、即ちラブ
▲動画広告見る、でもいいけどさ。まあね。
課金は特典がいっぱい!作者のごはん代になるよ。広告がでなくなるよ。自動モードで遊べるよ。友達に自慢できるよ。
…だってさ。
バカゲー・マエストロたる高野京介は、このセンスに、ちゃんと対価を払ったぜッ!
ゲームの未来のために…な。
もう書くことがありませんが
▲続編、期待しちゃダメっすか。
えー作者さま、見てらっしゃるでしょうか。あるいはプレイした方も。
本当に意欲的、挑戦的な作品で、このレビュアー高野京介、感動いたしました。
特に
BGMの荘厳さ、
ブラウン管を模した映像演出、モノクロの不穏さ。そして
2周目のエンディング!まだまだインディーゲームってヤベー逸材が眠ってるんだな、とドキドキしました。次回作にも期待しています!