Read Only Memories -Type-M-のアプリアイコン
アドベンチャーゲーム探索アドベンチャーゲーム

Read Only Memories -Type-M-

2064年は懐かしくて、夢と希望に満ちていた。ロボットと改造人間が交錯するサイバーパンクアドベンチャー

4.0提供元 Active Gaming Media Inc.

Read Only Memories -Type-M-はどんなゲーム?

2064年は懐かしくて、夢と希望に満ちていた。ロボットと改造人間が交錯するサイバーパンクアドベンチャー

ジャンル
探索アドベンチャーゲーム
編集部評価
4.0 / 5.0
価格
配信終了・情報なし
対応
配信情報なし

編集部の注目点:ロボットの自我、人間としての定義。SFにおける定番テーマを濃厚に描いている。

Read Only Memories レビュー

古き良きADVが、まったく新しい未来を描き出す。

『Read Only Memories Type-M(リード オンリー メモリーズ タイプM)』は、2064年の未来都市を舞台としたサイバーパンク・アドベンチャーだ。 売れないジャーナリストであるプレイヤーの前に、自立思考型のサピエントロボット「チューリング」が現れる。 行方不明となった主人の捜索を進める中で、ネオ・サンフランシスコに渦巻く危険と邪悪な陰謀に巻き込まれるのであった……。 第1章以降を遊ぶには600円でアンロックする必要があるので、まずは物語の序幕を遊んでみてほしい。

ポイントクリック型のアドベンチャー

Read Only Memories レビュー ▲壁に語りかけるといった難題にも答えてくれるぞ。
選択可能なオブジェクトには「触る」「観察する」「話しかける」「アイテムを使う」と4つのアクションで反応を伺える。 場面によって目的は変わり、調査内容を1つ1つ解決することでストーリーは進展していくぞ。 マップが解禁されると他の場所へ移ることもでき、発見した新アイテムを結び付けるヒラメキも必要だ。

物語を通して移り変わるドラマ

Read Only Memories レビュー ゲーム中の様々な場面で選択肢が表示され、内容次第でキャラクターの「好感度」が変動する。 やった・やっていない等の「フラグ」もストーリー分岐によるマルチエンディングに大きく関わるぞ。 アナタの選択がネオ・サンフランシスコの未来にどのような影響を及ぼすのか、十分に考えて行動しよう。

『Read Only Memories』はトランスヒューマニズムを巡った物語がエモい。

Read Only Memories レビュー テーマの1つに人々の在り方があって「遺伝子操作を施した改造人間」が未来世界での問題として掲げられる。 そして、世界初?の生きた人工知能「チューリング」はネットから情報を拾って知識を蓄えるため、感情の理解や社会性とは程遠い存在だ。 そんな彼が自分の体で物事と触れ合うという原始的な方法で急成長していく様と、便利な技術に囚われてしまった人々が対照的に描かれる。 人間らしさとは何か、そしてロボットは自我を獲得し得るのか。未来感に溢れる設定は実にワクワクするじゃないのさ。

日本文化への多大なリスペクト&レトロフューチャー

Read Only Memories レビュー ▲ビープ音やエレクトロサウンドも堪らない。
全体を通すと「みんなが一度は憧れた明るい未来」が実現しており、現代とは価値観そのものが違うなどSFらしい世界になっている。 しかしスマホを介して覗けば、意図的に巡らされた電子ノイズが目に付く8bit風のドットアニメーションというギャップが最高だ。 キャラデザインや言葉遣いは1980~90年代アニメ・ゲームの影響を強く感じさせ、未来だけど懐かしい奇妙な感覚に襲われるだろう。

ノスタルジックでも品質面は進化

Read Only Memories レビュー ▲凄まじい情報量と、細部への徹底的な拘り。
タッチデバイスを活かした操作性は良好。選択できないコマンドは最初から省かれるなど気が利いており、直感的に動かせる。 ゲームシステムも古き良きアドベンチャーを思わせる形式で、全く同じコマンドでも毎回違う反応パターンが平均3通りほど返ってくるから驚きだ。 この台詞回しがいちいち小憎い上に、思わぬ新展開へ繋がったりするから手当たり次第にチェックするのを止めらんないんだ。

ゲームの流れ

Read Only Memories レビュー まず起動画面からレトロ感満載で痺れる。 至るところに散りばめた過去作品へのリスペクトは愛があって気持ちが良い。 余談だがバーテンダーアクション「VA-11 HALL-A」とは世界観を共有しているそうで共通する点も多い。

 

Read Only Memories レビュー ビジュアル面だけじゃなくアドベンチャーとしても素晴らしい。 皮肉の効いた台詞はイカすし、1つのオブジェクトにもボリューミーな文章が織り込まれている。

 

Read Only Memories レビュー 途中からはマップが解禁されて各地を移動しながら調査を進める。 伝統的アドベンチャーをなぞったゲーム形式だが作り込みが圧倒的で、スマホアプリとしては非常に目新しく感じられる。

 

Read Only Memories レビュー 一番長い時間を共に過ごす「チューリング」はヒロインのようで子供みたいでもあり、主人公とのふれあいを通して成長していく。 時に憎たらしく、時にひどく感傷的になる。表情豊かに見える彼だが、人工知能の奥底ではどういったプログラムが働いているのだろうか。

 

Read Only Memories レビュー 見事に主人を見つけ出し、主人公はスクープを手にできるのか。そしてロボットが辿り着く境地とは。 後はアナタの目で確かめてくれ!(お約束)

『Read Only Memories Type-M』序盤攻略のコツ。

Read Only Memories レビュー パズルのような謎解きを考えるケースは少なく、ストーリーの軌道に沿った調査をメインに進行していく。 つまり「怪しい」といった直感がポイントで、それが無ければ画面上の探索や聞き込みで新要素を見つけ出せばいいのだ。 その分攻略に関係ないオブジェクトも多い。できれば世界に浸るために全選択肢や複数のパターンを見ていきたい。

スマホで購入する上での注意点まとめ

Read Only Memories レビュー ストーリーは全6章で構築された落とし切り型で、10時間近く楽しめる。通常価格2000円を大きく下回る3分の1以下って価格設定は良心的っすね。 Windows・PS4・PSVita・Switchなどのプラットフォームで遊べるけど、モバイル版はフルボイス未対応。代わりに挿入されるポポポ音は世界観と相性バツグンだ。 モバイル版はハードを必要とせず手軽に遊べるのが一番の利点かな。操作性もADVだから妥協できるポイントだしね、アプリとしては良好だけど。

レビュアーコメント

おすすめポイント

  • ロボットの自我、人間としての定義。SFにおける定番テーマを濃厚に描いている。
  • 近未来なのにどこか薄汚れた身近な情景を残しており、1980年代風の表現もあってすごく懐かしい。

気になるポイント

  • 体験部分が短いのでゲーム的な魅力を理解しづらい。世界観は一瞬で惹き込まれるよ。

Read Only Memories -Type-M-の基本データ

タイトルRead Only Memories -Type-M-
パブリッシャーActive Gaming Media Inc.
プラットフォームスマートフォン
形式アプリゲーム
ジャンルアドベンチャーゲーム / 探索アドベンチャーゲーム
価格配信終了・情報なし
編集部評価4.0点
対応ストア配信終了・情報なし
レビュー担当ノスミス
初公開日2018年7月6日
最終更新日2018年8月22日