▲美少女の超スタイリッシュアクション。しかし、それは本作の側面でしかなかった。
メタ視点のナレーションが笑いを誘う、第四の壁をぶち壊せ
「ICEY」は
アンドロイドの美少女がハイスピードで敵と戦う
華麗なる2D斬撃アクション。
だがそれは本作の魅力の
氷山の一角でしかない。本作のナビゲーターのウザいほどの語りかけを
無視し、反発すると、カオス&ネタ満載の超展開の連続だ。この
メタフィクション・ストーリーこそが本作の醍醐味。たまらん。
ついに待望の日本語化
(ボイスも!)。おまけにセール中。ナビゲーターは「ゼノブレイド2」でもおなじみ
下野紘さん。そして降幡愛さんがヒロイン、ICEYのボイスをつとめる。Switch版に続きついにスマホ版が
日本語対応!我歓喜。もう辛抱たまらん。面白すぎる。
『ICEY』の本質はメタ要素にこそある。
▲わざと死にまくって、そもそも君はこれがアクションゲームだってわかっているのか?と怒られてる図。
本作最大の特徴はナビゲーター(CV.下野紘)が喋り続ける点にある。そして、プレイヤーはその命令に従うことも逆らうこともでき、それにより
世界もストーリーも、全てが破壊・再構築されていく。その
カオティックな超展開と悪ノリは必見だ。
たとえばICEYを起動させなかったり、ワザと死にまくったり。ナビゲーターも負けじとマップを再構成したりと
チート行為を尽くす。この馬鹿げた応酬こそがコミカルなのだ。
すべてがツッコミどころ、という
悪ノリ100%なメタフィクション。好みは別れるかもしれないが、僕は…
超好きだ。
2Dアクションとしても一流。RPG的育成要素も
▲ギリギリで引きつけてダッシュで回避するときの一閃!ダメージもデカい攻防一体のテクニックだ。
仮想パッドで移動。弱・強攻撃を組み合わせて簡単操作でコンボ発動。ダッシュで自由自在に飛翔する。ショップで新たな技をアンロックしていく。
2Dアクションとしても第一級の爽快感を感じられる。カウンター強すぎゲーではあるが…。
そして、ナビゲーターの言うことを聞かず、反発し、
世界の謎や秘密を解き明かしていく探索要素はまるでアドベンチャーのようであり、ちょっとメトロヴァニアぽさもある気がする。いやー掛け値なしに面白いです。
ICEYの魅力は悪ノリ極まったメタ要素(と、超スタイリッシュなアクション)
▲飛び散る剣閃!俺の中2心をくすぐるぜ。そしてICEYかわいい。
ドラゴンボールの如く、簡単操作で超スピードで回避・斬撃を行うハイスピードの斬撃バトルを、簡単操作で繰り出せる。それも
美少女が。「デビルメイクライ」や「ベヨネッタ」っぽさも感じる。
それ以上に、好き放題メタ&ネタな展開。
悪ノリはなはだしいナレーションに逆らう
「お約束」への徹底抗戦の衝撃たるや。もはやなんでもアリの展開だ。徹夜明けのテンションを感じる。
スマホでも操作性抜群だしかっこいい。
▲仮想パッドの操作も文句なし。むしろかなりよし。
初音ミクを彷彿とさせるアンドロイド美少女が剣閃を散らし、刹那の見切りで敵対勢力を切り刻むアクションは爽快。仮想パッドの操作も何一つストレスがなかった。
唯一文句を言うと、iPhone 7をもってしても、最高画質でプレイすると少々カクつくくらいだろうか。メタ展開が苦手な人か下野紘に恨みがある人以外は
絶対プレイしたほうがいい。この高野京介の4.5点を信じろ。
マルチエンディングと沢山の実績。ボリュームもある
▲ブラウン管風の演出が懐かしくもあるブラクラ画面。
実績リストの達成や探索要素、マルチエンディングなどを埋める作業が楽しい。どんどんナビゲーターも悪ノリを繰り返す。ゲームそのものを変えてしまったりする。ヒドすぎる。
この面白さを体感できる、ボイスを含めた
日本語対応がガチで嬉しい。
Switch版は1000円。スマホ版は現在200円ちょっとだぞ!この衝撃作をプレイせずして、君らは
ホントにアプリゲット読者かね!?
ゲームの流れ

目覚めしアンドロイド、ICEY。初音ミク感あり。目覚めないままという選択肢にもチャレンジしてみよう。
ストーリーも戦う理由も、敵も味方もよくわからん。というより、本作の本質はぜんぜんそんなところにはない!ドーン。

ロックマンXばりに残像が発生するダッシュ。
空中で発動可能、全身無敵、そして敵の攻撃をカウンターする要素まで。最強すぎるぞ。

わざと死にまくるとナビゲーターもふてくされてしまう。そして奥の手を使い始める。
まるでメタルギアソリッド2の発狂した大佐みたいだな。小島秀夫監督もメタ好きだよなあ。

申し遅れましたが操作はAとHで弱攻撃と強攻撃を使い分ける。
敵がEと表示されたときに強攻撃をすることで一撃で破壊できるぞ。ダッシュでカウンターが強すぎるんだけどね。

没個性なボス。ただ役割を演じているだけかのようだ。だが力押しの連打ではボコボコにされる。
敵の攻撃を読み、ダッシュで回避し、強力なカウンターを決めるのだ。本作の攻略のコツはほぼこれが全てだ。

そうだ、大事なことを忘れてた。画面表示から画質の調整は行ったほうがいい。
最大画質だと結構かくつくからfpsを30に落としてもいいかもね。
ICEY攻略のコツ
▲こいつの言うことなんか聞いても楽しくない。だが、おれも製作者の掌で踊る孫悟空に過ぎないのか…。
最初の質問への返答で
難易度がハード・ノーマル・イージーと変わっていく。アクションが苦手な人は「冒険における戦闘は、ストーリーよりも重要と思いますか? 」の質問に「
いいえ」と答えよう。
あと、やっぱりボイスなしでプレイしたら本作は
「ただの超かっこよいアクション」になってしまう(すげー話)。そんなわけで是が非でも
音アリでプレイされたし。
強化は直接攻撃だけ鍛えとけば十分笑
▲RPGっぽい育成要素もあるっちゃあるんだよネ。
様々な超かっこいいスキルをアンロックできるのも楽しみの一つ。だが、実はほとんどのスキルより
カウンター攻撃のほうが強い笑。2段ジャンプより全方向にできるダッシュのほうが使い勝手いいし。
というわけで集めた金は
一つの技のレベル上げに集中すると効率よく進められる気がするな。ボス戦も攻撃を見極めて
ダッシュで回避してカウンターが一番手っ取り早い…。
ナビゲーターの言うことなんか聞いちゃダメ
▲実際ここに全部の達成方法書いてる。とにかく裏をかけ。
本作は
2時間くらいでクリアできる。ボスだって
力押しで倒せる。だが、到達すべきはエンディングじゃない。
全ての実績を解除することだ。
そのためには
ナビゲーターの命令なんてクソくらえだ。ファック。あんなの
前振りだ。
…あとはわかるな?いたるところを探索しつくせ。
わざと死ね。逆走しろ。そして…。
エンディングまで泣くんじゃない。