▲なぜ月の裏側にこんな施設が……?
異星で起こった怪事件の全てを、知ることは出来るのか?
『サバイバルクエストゲーム(Zarya-1:Mystery on the Moon)』は
月の裏側を探索 する4人チームに指示を出すホラーアドベンチャーだ。
人気シリーズ「Lifeline」を踏襲しており、ストーリーテキストの中に挿入されたコマンド次第で
展開が分岐するゲームブック のようなシステムとなっている。
プレイヤーの
選択1つで運命が変わるドラマ性 と、イマジネーションを掻き立てる
壮大なSFの月面世界 に惹かれる人へ勧めたい。
近未来の宇宙を舞台としたサバイバルホラー
▲生命体と出会うまでの過程が一番楽しい。
2021年。月の裏側から発せられし
正体不明の遭難信号 を接受した人類は、信号源を特定すべく宇宙探検隊を派遣。
たどり着いた先は1990年頃に廃棄されたソ連の施設で、
多数の死体と実験装置 が残されていた。ここで
一体何が起こった のか……?
ゲーム「
デッドスペース 」映画
「エイリアン」「プロメテウス」 などの世界観を意識したらしく
B級クリーチャー も見所の1つだ。
情を見せるか?冷酷非情に徹するか?
情報は探検チームとの
通信メッセージからのみ 得ることができ、プレイヤーはあくまで安全な地球から見守る指揮官という立ち位置。
会話の合間にはコマンド(選択肢)が表示される。隊員の体調を
気遣う ことや、
死を予感しながら任務を遂行 させることも可能だ。
移動や探索などのイベントが発生すると待機状態に移行し、数分から数時間の
リアル時間経過 を経てから結果を聞けるぞ。
『サバイバルクエストゲーム』は断片的な情報により空想が無限に広がる!
▲全員死ぬと「作戦失敗」になり淡々と処理。無情。
月面基地には無数の危険が潜んでおり、形を変えるトンネルや粘膜に取り込まれた女性など
ワクワクするような未知の存在 でいっぱいだ。
ストーリー的には隊員との通信が前提なため全ては語られず、電波不安定や死亡時にはラグが生じるという機械を介した
第三者視点ならではの残酷さ もニクい。
他人事ではあるが指示1つで
チーム内の不和 にも
全員消息不明 にも繋がり、責任と緊迫感を伴った面白さがある。
どれも
遊び手のイマジネーションを掻き立てる ように向けられていて、ただの読み物で終わらず「介入」できるという利点もユニークだね。
メッセージに彩りを添えるイラスト
▲人工建築物の中にこんな光景、地球じゃ有り得ない。
文章から
状況を頭の中で思い描く のも楽しみ方の1つだが、ここぞというシーンでは
現地の写真データ が送られてくる。
リアルかつ細部まで描き込まれていて
直感的に把握 できるのが利点。
B級映画のテイストが満載 なのもファンには堪らない。
他にもデータ送受信のノイズや3D解析ムービーなど
演出 が凝っていて、一般的なテキストアプリとは違い
手間が掛かっている ね。
欠点を飲み込める人にとっては良作
残念ながら日本語訳はイマイチ。細かいニュアンスが伝わりづらいから
噛み砕いての脳内補正 を強いられる。
しかしゲームオーバー時にはチェックポイントまで
時間を巻き戻し たり、10時間待ちだろうと動画視聴で
スキップ できたりと後発作品らしい便利さが嬉しい一面あり。
有料のリスペクト元と違って
無料でも遊べるし総合的なクオリティは高め だから違和感さえ気にしなければ大いに楽しめるハズだ。
ゲームの流れ
ホーム画面。近未来的なUIやプログラミング言語など雰囲気たっぷりなビジュアルとなっている。
横画面持ちなのはイラストを最大限に活かすため。操作はタップで読み進めるだけだから全然アリ。
月面での写真は1人が撮影に回っているから映ったのは3人だけ。まだこの時点では生きているよ。
民間出身の弱虫が喚き散らしたり、博識なドクターが発狂したりと個性的なメンバーが崩れ行く様もポイントだ。
基本は仲が良いので仲間とも指揮官ともジョークを交えたフランクな友達口調で喋ってくる。
ただシリアスな場面だとおかしく感じる。コマンド出現時に気遣っているのか皮肉なのか判別が付かない。
微妙なニュアンスまで察する必要があるので結構難しい。ここさえ改善してくれればなぁ。
それ以外は建物内部の構造を3D表示にしてイメージしやすいなど工夫を感じられる作り。
1990年代にあるハズのない技術が存在し、何者かの介入を感じる施設とかは「テラフォーマーズ」っぽくて良いね。
もちろんクリーチャーも出ます。人の死体が多数散らかされていた施設に居着く生命体の正体は?
画像はモザイク処理しておいたから文章も合わせて
ゼヒ自分の目で確かめてみてほしい(お約束)。
『サバイバルクエストゲーム』序盤攻略のコツ
▲プロフは別セーブデータ扱いなので注意。
まずは設定から
表示速度を「高」 にしておくと快適に読める。「検閲」をオフにするとファ○クなどの
汚い言葉 も見れるぞ。
もし選択肢を間違ってもやり直し&
別のデータ(プロフィール)をロード することもできるので間違いを恐れずガンガン進めよう。
隊員を大切にするか真相究明を第一とするか、
指揮官としてのロールプレイ もはっきり決めておくと後々捗るぞ。
間延びさせないためにスキップを積極的に活用
動画を視聴すれば2つ分の待ち時間(ETA)をスキップできるが
??? で隠されて分からない場合 もある。
前後の文章から大体の時間は推測できたとしても
10時間も間が空くこともある ので大人しくスキップすると確実だ。
時間を掛けて読めばより深く印象付けられるが、待っている内に
気持ちが冷めてしまうと元も子もない。 モチベや臨場感って大事よ。
予兆を見極めて隊員を危機から救おう
即死トラップを前にすると何度も断りを入れてくる場合が多いので、
明らかに反対されている場面は避ける のが安牌。
とはいえノータッチのままだと一切触れずに終わるルートも存在するから
初見プレイ時は自分の直感や興味本位で行動 しちゃってオッケー。
几帳面に進めたいなら死亡時に分岐ルートまで時間を巻き戻して取り切るのもアリだ。周回時は
スキップ解禁&選択済みルートを判別可能 になるぞ。