コミカルなキャラクターと、シリアスでエグい物語。
あなたの選択が、生死をわける。死後の世界のデスゲーム
「7デイズ(7Days - Decide your story)」は善と悪の彼岸に立つ
ノベル・アドベンチャー。
死んでしまった主人公は、死神の試練を完遂させ、再び命を取り戻すため、同じ試練を受けるキャラたちと
時に協力し、時に争っていく。
主人公キレルの与えられた試練は、
「ほかの誰かの死」。7日間の期限の中、主人公は善悪の行動を選んでいかなくてはいけない。
死神のミッションをこなし、復活の試練をこなせ
選択肢によってキャラクターの運命は変化する。簡単に言うと、すぐ死ぬ。
ゲームは
LINE風のチャットスタイルで進行する。選択肢によって
物語は大きく分岐し、キャラの好感度が変動しながら、物語は進んでいく。
個性的なキャラクター達は、仲間になることはもちろん、
敵に寝返ることもあり得る。命を落とすことも、奪うことだって…。
疑心暗鬼の緊張感あるデスゲームを楽しめる
アドベンチャーだ。
「7デイズ」の特徴は善悪の彼岸に立てるテキストと中二病感
物騒な選択肢。すぐに殺そうとしたり殺されそうになったりする。
「勇者には休みがない!」などを手がけたBuff Studioの新作。ライトノベル感ある世界観とキャラの中、
善悪の感覚をこれでもかとくすぐってくる選択肢がエグい。
意思決定を強要してくる
ヒリヒリした緊張感は
「Bioshock」シリーズをも彷彿とさせる。丁寧な翻訳もされているし、
胸糞悪いバッドエンドも癖になりそうだ。痛いのが好きな方はぜひ!
善にも悪にも染まれるマルチエンディング
油断すると即死。それを繰り返して真実にたどり着け。
7日間という期間なのか、物語はどんどんテンポよく進む。プレイヤーは
友情を裏切ることだってできる。
油断するとすぐ死ぬ。
そして
4人の試練の内容と、バックグラウンドが少しずつ明かされていく。謎が加速し、ゲームを止められない。
近年の
デスゲームやバトロワ系が好きな人はたまらないだろう。
ネタバレをせず最後までプレイしてほしい。
ゲームの流れ

どういうわけか死んでしまったヒロイン、キレル。絶妙な色気のなさに親近感が持てる。
彼女に与えられた試練は「人の死」。コンパスを与えられ、死神の試練がはじまるのだった。

遭遇したキャラのセリフや選択を選んでいく。敵対することも殺されることも。
かなり強烈に運命が転換されるため、自己決定にはかなり責任が伴う。何かを手に入れることは失うことと同義なのかもしれない。

キャラクターの図鑑や過去ログからキャラのイメージを読むことができる。
信用するも、裏切るも自由。好感度が上昇下降していくためそれを目安にして選択肢を構築していく。

時に挿入される一枚絵のイラスト。雰囲気もよくさすが有料ゲーといった塩梅だ。
LINE風のやりとりだけじゃなくBGMやSEもいい。たまに日本語がとちってるけど翻訳はおおむね自然だ。

自分を慕ってくれる少女を見捨て、試練を達成するべきだろうか。それとも、助けるべき?
今、プレイヤーの倫理が問われている。あなたは何個も分岐するエンディングをすべて確かめ、世界の謎を解き明かせるだろうか?
7デイズ攻略のコツ
各キャラの好感度を参考にしてエンディングの分岐を探っていこう。
選択肢によって
各キャラの好感度が変化する。参考にして選択肢を選ぼう。この手のゲームには思い切りが必要だ。
半端な優しさも残酷さもバッドエンドに向かうだけだ。
たまに翻訳のせいかわかりづらい選択肢もあり、そこばかりは
試すしかない。幸い過去ログを見ることもできる。だが、難しい箇所は
メモをとってみてもいいかも。
心の、いや、魂のままに赴け
死神の言うとおりだ。協力しても、争っても構わない。
自分が生き返るために、人を殺すことができるか。自分のために他者を犠牲にできるか。本作は
その心の動揺をうまく描いている。
ゲームだから、エンディングもあるし正しい答えがある。だが、とにかく最初は、自分の本心に、
何一つ嘘をつかないプレイを推奨したい。たぶん、
それが一番おもしろい。