水面に映る影、昼夜の概念。美しすぎる。
滅びゆく世界に生命を創る物語
「World for Two」は、
人類の滅びた世界で新たな生物を誕生させる
黄昏のSFアドベンチャー。
大災害によってありとあらゆる生物が死に絶えた世界が舞台。
博士とアンドロイド、2人は遺伝子を集め、DNAを組み合わせ、滅びた生物を再び誕生させていく。
美しいドット絵のグラフィックに目を奪われる。
抒情的なピアノのBGMも美しい。これはもう、
なにがなんでも体験してもらいたい。
謎めく物語と際立ったアートビジュアル
みたことのない景色なのに、なんでか懐かしい。胸にせまるわ。
残酷なほどに
美しい終末世界を、
圧倒的な美麗ドット絵で幽玄に描いている。
美しいBGMと相まって、心を動かさずにはいられない。
生命の神秘と謎を巡るストーリーにもグイグイと引き込まれる。
「World for Two」の特徴は美しすぎるグラフィックと荘厳なストーリー
博士の真意とは一体?ストーリーとテキストもたまらない。
「デジゲー博2017」でも圧倒的な存在感を放った作品。
文明が衰退した原始的な自然の中に、人類の存在が仄めかされる
遺跡群が点在する。
この
グラフィックの荘厳さよ。また、タッチ操作での移動だけじゃなく、図鑑機能や
ファストトラベルも実装している。これにより
移動の煩わしさを軽減している。
生命を再生させる壮大なテキスト
DNAの組み合わせを発見し、新しい生命を産み出したときの感動といったら。
生物を誕生させる収集要素がメインだが、
博士とアンドロイドの会話も本作の大きな魅力だ。
なぜ滅びたのか。
博士の嘘の真意は。謎の中、少しずつ
人間の営みを知るアンドロイドのモノローグにも注目してほしい。
そして、
生命が誕生していくさまは、本当に美しい。
ゲームの流れ

生命の滅びた世界。世界は汚染され、人間の住めるところではなくなってしまった。
博士はアンドロイドを作り出し、生命を復活させるプロジェクトに乗り出した。

ステージに点在する「生命の火」を収集し、DNAや設備を強化していく。
これは一定時間で回復していく。いわばお金のようなものだ。

DNAを結合させて収集する。しかし、DNAを大量に獲得すると生命は死んでしまうのだった。
ちょっとしたミニゲームになっているが、色の組み合わせは画面右下を見ればわかると思う。

DNAを組み合わせ、新たな生命が誕生した瞬間。この組み合わせはほぼノーヒント。
少し投げっぱなしな気もするが、生命を復興させる困難があるからこそ、新たな組み合わせを見つけたときの喜びは大きい。

新たな生命を組み合わせると、移動できるところは増えていく。新たな「星の火」を獲得すれば、また別の生命体が生まれるかもしれない。
最終的にはすべての生命を復興させるのが目的。その時、アンドロイドと博士は何を思うだろう。意味深なタイトルの意味もわかるだろうか。
「World for Two」序盤攻略のコツ
図鑑を参考に新たな生命をつくりだせ。
博士に話しかけると、フィールドの生態系や、DNAの組み合わせを教えてくれる。
人工DNAと生命のDNAじゃないと新たな生命は産まれないことに注意してほしい。
またメニュー画面の「BOOK」から、図鑑を呼び出せる。ある程度は
どの生き物から新たな生命が派生するかがわかるので、これを参考にして生命をコンプリートしていこう。
作者に課金してみてもいいんだぜ。
この光と影のコントラストよ。すごいゲームの登場だ。
本作はこの
恐るべきクオリティにもかかわらず、
広告なしの完全無料となっている。
攻略のコツでもなんでもないが、
素晴らしい!と思ったら、ゲーム内から寄付課金ができるので
(ゲーム内容は変わらない)、1秒でもいいから検討してみてほしい。
僕はした。僕やあなたの
数百円が、次の名作を産む力になるかもしれないのだから。このゲームで生命と感動が産まれたように。