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「イース」元々一つだったⅠとⅡが分割されたのは何故?シリーズ原点制作秘話とは!?今、RPGは優しさの時代へ。【ゲーム年代史】
画像出典:http://terminal2.web.fc2.com/yslist.htm 今もシリーズが継続している日本ファルコムの人気作品。 数多くのプラットフォームで発売され続ける日本のアクションRPGの原点の一つ。 それが――― 「イース」 その初代の2作品は前後編のようなスタイルだが、実は…
執筆 編集部
画像出典:http://terminal2.web.fc2.com/yslist.htm
今もシリーズが継続している
日本ファルコムの人気作品。
数多くのプラットフォームで発売され続ける日本の
アクションRPGの原点の一つ。
それが―――
「イース」
その
初代の2作品は
前後編のようなスタイルだが、
実は一つの作品として開発されていた。
それが何故
分割されるコトになったのか?
その理由に迫ってみよう!
今、RPGは優しさの時代へ。 by「イース」キャッチコピー
「イース」って?
画像出典:http://terminal2.web.fc2.com/yslist.htm
赤毛の剣士
「アドル・クリスティン」を主人公とする
冒険ファンタジー作品。
PC-8801向けの
アクションRPGとして
1987年に発売された。
キャッチコピーである
「今、RPGは優しさの時代へ。」とある通り、
万民がクリアできるコトを掲げ、後のJRPGの歴史を変えたとされる作品でもある。
画像出典:http://terminal2.web.fc2.com/yslist.htm
それ以前のRPGは、
難しさを競うように作成されている時代だった。
クリアそのものが
マニアでも難解なレベルだったようなところがある。
それを変える為に
イースでは、難しいが
少し考えれば進める
絶妙な難易度設定がなされていた。
画像出典:http://games.sina.com.cn/zt_d/y/yisu
初作である
「イース」(後に
イースⅠと明記される作品)は、大ヒットとなり
「イースⅡ」も制作されるコトとなる。
だが、内容としては
前後編の関係になり、片方だけのプレイでは全容がわからないモノとなっていた。
分割された作品
イースシリーズには、
アドル自身が後年に記載した冒険譚としての
本の原題を元とした
「副題」が存在する。
「Ⅰ」には、
「失われし古代王国 序章 (Ancient Ys Vanished Omen)」。
「Ⅱ」には、
「失われし古代王国 最終章 (Ancient Ys Vanished The Final Chapter)」。
となっていて、発売当初のⅠには表記されるコトはなかった。
画像出典:http://towerofretrogame.blog.jp/archives/605766.html
これは、分割時にⅠが
売れなかった場合は、そこでシリーズは
打ち切りになる予定だった為だ。
肝心の
分割された理由だが、今では考えられない理由で―――
予定のディスク枚数で収まらないから。
ここで理由を理解できた人は、きっと
30代以上の人ではないだろうか?w
わからなかった人の為に、説明しておこう。
これは、現代とは違い
記憶媒体が、あの
ドクター中松の発明した
フロッピーディスクというモノだったコトが起因する。
画像出典:http://lunaticneet.blog.so-net.ne.jp/2009-08-12
フロッピーディスクは、今の記憶媒体(BDやハードディスク、USBメモリーなど)に比べると制限されたモノだった。
その為、大容量のゲームなどは
フロッピーディスク数枚組で発売されるのが定番となっていたのだ。
後期には、
FD40枚組なんていうとんでもないゲームも発売されていた。
そういった
ディスクの枚数には、各社で制限を設けたりしていて、企画されていた
枚数内で全てを収められないと判断されたイースは、
分割するという決断に至ったようだ。
ダームの塔
実は追加されたダンジョンだった!?
Ⅰの後半と言うと、
ダームの塔の中での長い戦い。
画像出典:http://towerofretrogame.blog.jp/archives/605766.html
―――なのだが、実はこのダンジョンは
分割が原因で追加されたモノだった!
後年にリメイクされた作品では、
ダームの塔ありきで作成されているので、そう思えない作りだ。
だが、
PC-8801版やその移植版では、ダームの塔に入る前に
レベルはカンストして
純粋なアクションゲームの作りとなっていた。
分割されたもう
一つの理由が、
スケジュール的な厳しさもあったので、こういった作りになっていった。
画像出典:http://blog.livedoor.jp/matta/archives/2005-05-03.html
それでも
作り込まれた謎解きや、
謎を残しつつも激闘の末にエンディングを迎えるⅠは、
夏休み商戦に当てたコトと
ザナドゥでの
ファルコムブランドへの信頼もあって大ヒットとなる。
満を持して制作されたⅡも、今でも
名作と謳われる作品となっていく。
画像出典:http://blog.livedoor.jp/matta/archives/2005-05-03.html
知名度を最大に上げたのは、
PCエンジンでリメイクされた
「イースⅠ・Ⅱ」で、分割されていた作品を
本来の形である一つの作品として繋げた名作。
これ以降、
様々なプラットフォームで
リメイクされ続けていくコトとなった。
イースⅠ・Ⅱは、リメイク作の
クロニクルズがスマホでも遊べる。
発売も近くなった
最新作「イースⅧ」も期待しつつ、
過去の名作にも触れてみるのもいいかも知れない。